第19回:エルサレム問題と対イラン経済制裁から読み解く2019年のMENA情勢

  • 2019/01/17(木)

世界銀行の報告書によると、2018年の中東・北アフリカ(MENA)の国内総生産(GDP)成長率は、平均2.2%と推計されている。2017年の1.6%からは加速しており、2019~2020年にかけては2.6%に緩やかに上昇することが見込まれている。アラブ革命発生後の低迷期を経て、MENA経済は総じて回復傾向にあると考えられるが、不安定要素がないわけではない。2019年のMENA経済を展望するにあたっては、エルサレム問題に伴う治安悪化、対イラン経済制裁の影響、これらに伴う原油価格の推移の三つの視点が重要である。(柏木健一=筑波大学人文社会系准教授)

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