南スーダン大統領、反政府トップと2年ぶり会談

  • 2018/06/24(日)

南スーダンのキール大統領と反政府勢力のトップ、マシャール前副大統領が6月20日、エチオピアの首都アディスアベバで会談した。両者の会談は2016年に和平協議が決裂して以来で初めて。5年に及ぶ内戦の終結に向けて、エチオピアのアビー首相が仲介役を務めた。ロイター通信などが伝えた。


キール大統領とマシャール氏の代理人は会談後、東アフリカの地域機構、政府間開発機構(IGAD)による橋渡し役の申し出を拒否する意向を示し、和平に向けた進展があったかどうかは明かされなかった。しかし、隣国のスーダン政府は22日、両者が同国の首都ハルツームで近く再び会談すると発表。外務省は「次回の会談に勢いをもたらし成果が出るよう準備を進めている」とし、バジル大統領が仲介すると明らかにした。
南スーダンは2011年にスーダンから独立したが、副大統領を罷免されたマシャール氏によるクーデター未遂から2013年に内戦に突入。2015年の調停までに5万人が死亡、230万人が避難を余儀なくされた。こうした中、キール大統領とマシャール氏は和平協議を進めたものの決裂。2016年に同国の首都ジュバで再び両勢力が武力衝突を起こし、数百人が死亡した。

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