ガーナ中銀、政策金利を17%に引き下げ

  • 2018/05/23(水)

ガーナ銀行(中央銀行)の金融政策委員会(MPC)は5月21日、政策金利を1ポイント引き下げ、17%とすることを決めた。インフレ率が経済の安定に伴い、中銀が掲げる中期目標に収まりつつあるため。同行は2016年以降、金利を計9ポイント引き下げており、過去4年超で最も低い水準を維持している。


ガーナの4月のインフレ率は9.6%と、伸びは3月の10.4%から減速。2013年1月以降で初めて、目標レンジの上限である10%を下回った。中銀は年内あるいは2019年初めにはこれが8%まで落ち着くとみている。
主要な輸出品の価格は上昇基調にあり、原油価格は、通商面や地政学的緊張を背景に供給が低迷し、1~4月に11.5%伸びた。金価格は、インフレ見通しの上昇と貴金属の需要に下支えされ、5.4%上昇。生産制限を受けていたカカオも持ち直し、大きく39.8%値上がりした。
第1四半期(1~3月)の財政赤字は対国内総生産(GDP、速報値)比で1.3%と前年並みにとどまり、目標値に収まった。2018年2月末時点の公的債務残高は対GDP比60%と、2017年末の69.8%から低下している。
なお、2017年第4四半期の実質GDP(速報値)は前年同期比8.1%拡大。第3四半期の9.7%から伸びが減速した。

関連記事

ページ上部へ戻る