自動車ホドロ、「ユーロ5」準拠の車両生産へ

  • 2018/04/20(金)

イランの国営自動車メーカー、イラン・ホドロ(Khodro)・インダストリアル・グループ(IKCO)は4月17日、欧州連合(EU)の排ガス基準「ユーロ5」に準拠した車両の生産を年内に開始すると発表した。イラン政府が掲げる環境目標の達成に向け、低排出車を普及させる狙い。


IKCOは幅広いモデルを「ユーロ5」に準拠させる予定で、既にこれに向けた研究開発(R&D)に着手している。同社のハシェム・イエキゼール最高経営責任者(CEO)によると、同計画を巡っては、イランの産業鉱山貿易省がインフラ整備などの支援を行った。なお、低排出車の投入は、これに見合う品質の燃料が国内全域で供給されたときにするとしている。
同CEOは併せて、昨年は外国企業との提携が進んだと説明。これにより海外からの技術移転を促しているが、車両生産においては国内の生産能力に依存しているとした。イラン標準品質検査(ISQI)によると、2016年に国内で生産された自動車の54%が、求められている品質基準を満たしていなかったことが判明している。
IKCOは2016年1月の核合意による制裁解除以来、仏グループPSA(旧PSAプジョー・シトロエン・グループ)を初めとする欧州メーカーと相次いで提携を結んでいる。また、同社は独自の自動車プラットフォームの設計・開発に向け、国外の大手自動車メーカーと10件の契約を結ぶ方針で、外国企業との協業と国際化を加速させている。[環境ニュース]

関連記事

ページ上部へ戻る