エジプト、非常事態宣言を3カ月延長

  • 2018/04/17(火)

エジプトのシシ大統領は4月14日、昨年4月に発令した非常事態宣言を3カ月間延長すると発表した。延長は今年1月に続いて3度目となる。ロイター通信などが伝えた。
エジプトでは2017年4月、首都カイロの北部タンタ(Tanta)と、北部・地中海沿岸のアレクサンドリア(Alexandria)で、キリスト教の一派であるコプト正教会(コプト教)の教会が相次いで爆破され、少なくとも45人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出し、シシ大統領は同日、エジプト全土を対象とする非常事態宣言を発令した。
同宣言では令状なしでの逮捕や家宅捜索が可能となる。政府は今回の延長によって、「治安部隊はテロの危険などと闘うために必要な措置を取ることや、国内全土の治安維持することができる」と説明した。
エジプトの北シナイ県ではISとの緊張感が高まっている。過去数年で数百人の兵士や警察官が殺害され、市民にも被害が出ている。また、リビア国境付近の西方砂漠では昨年10月、イスラム系武装組織と警官隊が衝突し、警官16人が死亡する事件も発生している。

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