三菱ケミカル、サウジ工場が本格運転開始

  • 2018/04/05(木)

三菱ケミカルは4月4日、サウジ基礎産業公社(SABIC )との合弁会社サウジ・メタクリレーツ・カンパニー(SAMAC)と建設したメタクリル酸メチル(MMA)モノマーとアクリル樹脂成形材料(PMMA)のプラントが本格運転を開始したと発表した。


同プラントは2017年4月に完工。年産能力はMMAモノマーが25万トン、PMMAが4万トンで、傘下のルーサイトが持つMMAモノマー製造技術「新エチレン法(アルファ法)」を用いる。試生産した製品が仕様に適合することを確認した上で、同年 11 月から一部を出荷していた。今回、運転最適化の最終確認作業が完了したことを受けて、本格運転を開始した。
三菱ケミカルは、MMAモノマー需要は今後も世界経済の成長とともに堅調な伸びが見込まれるとし、コスト競争力の高いサウジアラビアのガス原料やインフラなどを活用し、SAMACを、アジアを中心に、欧州、中東、アフリカなどの市場にも対応する戦略的な供給拠点とする方針だ。
また、同社は米国で25万トン規模のMMAモノマー製造設備の新設に向け、事業化調査を実施しており、世界各地域に配置するプラントの最適な生産体制を構築するとしている。[日本企業の動向]

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