UAE銀行連盟「VAT導入は遅らせるべき」

  • 2017/11/26(日)
アラブ首長国連邦(UAE)銀行連盟のアブドゥルアジズ・グレア会長は11月23日、2018年1月に予定されているVAT(付加価値税)の導入を延期する必要があるとの見方を示した。国内金融機関がVAT導入の準備を完了するためには、実施規則の交付から半年以上が必要としている。ドバイ首長国の通信社ザウヤが伝えた。 湾岸協力会議(GCC)加盟6カ国は昨年6月、原油価格の低迷による財政悪化対策として、5%のVATなど新税導入の共通枠組みで合意。UAEでは今年8月にVAT法が成立し、2018年1月に導入されることが決まったものの、実施規則はまだ交付されていない。 同会長は、「銀行も保険会社も準備ができていない」とした上で、「詳細な実施規則と各産業分野向けの詳細や商品ごとのVAT計算方法を受け取ってから、準備が整うまでには最低でも半年はかかる」と話した。 新設の連邦税務庁(FTA)のハリド・ブスタニ長官は先に、VAT導入の実施規則は間もなくFTAと財務省のウェブサイトで公表されるとの見通しを示したものの、日付は未定としている。同長官はその際、VATの納税義務を負う企業に対し、12月3日までに登録を済ませるよう注意を呼び掛けた。登録が遅れると来年1月1日までに承認が間に合わず、顧客にVATを請求できないため、自己負担での納税を迫られることになるとしている。[MEA規制]

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