地方選、与党勝利も主要都市で苦戦

  • 2016/08/11(木)
3日に投票が行われた南アフリカの地方議会選は、ズマ大統領率いる与党アフリカ民族会議(ANC)が53.9%を獲得し勝利した。ただ前回2011年の62%からは大きく下げたほか、首都プレトリアを含む主要都市で過半数を割り込むなど苦戦している。選挙管理委員会が6日、明らかにした。 最大野党の民主同盟(DA)は26.9%、2013年に結党した左派・経済的解放の闘士(EFF)は8.2%だった。ANCは最大都市ヨハネスブルグで44.6%と過半数を維持できず連立結成を余儀なくされた。また、首都プレトリアを含むツワネ都市圏では41.2%、ポートエリザベスを含むネルソンマンデラベイ都市圏では40.9%と、DAに僅差で敗れている。投票率は全体で58%だった。 南アフリカでは1994年、初めて全人種が参加する形で選挙が行われた。以来、ANCは第1党の座を維持しているが、経済の低迷や貧富格差の拡大に加え、党首のズマ大統領の汚職問題などで都市部を中心に大きく支持を落とし、得票率は最低水準となった。

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