サウジ、中小企業支援のファンド設立

  • 2016/08/11(木)
サウジアラビア政府は1月、ベンチャー・キャピタルの新興や中小企業の設立支援に向け、40億リヤル(11億ドル)の基金を立ち上げると発表した。原油安にあえぐ国内経済を強化する狙い。 新基金はファンド・オブ・ファンズ(複数のファンドに分散投資するファンド)の形で設立され、財務省傘下の公的投資資金(PIF)と商工省が出資。中小企業への投資を加速することで、民間セクターおよび非石油系産業の国内総生産(GDP)への貢献度を高めるほか、雇用の促進効果も期待している。 商工省は併せて、ベンチャー・キャピタルの専門性を高めるため業界団体を設立する方針。民間セクターの成長を阻む要因を取り除くだけでなく、国外の投資会社のサウジ進出も促す考えだ。 サウジアラビアは脱原油依存に向けた長期経済計画「ビジョン2030」の第1段階として2016~2020年の国家改革計画(NTP)を推進しており、新基金設立もこの一環。

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