英GSK、エジプト工場に4,500万ドル投資へ

  • 2016/07/21(木)
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は、来年までにエジプトの工場に4億エジプトポンド(4,500万ドル)を投資するもようだ。同国のダリア・ホルシード投資相の話として、デイリー・ニュース・エジプトが伝えた。 同相は先にGSKのエジプト・中東事業を率いるアムレ・マムドゥー副社長と会談し、同社のエジプトにおける投資状況について話し合った。投資省によると、同社はエジプト国内の工場を近代化する予定。その一環として、9月中旬までに6,000万エジプトポンドを投じてカイロ工場に新生産ラインを建設する計画という。GSKによると、カイロの新生産ラインでは低価格帯の医薬品を生産する予定。 GSKはエジプトで100年近くにわたり事業を展開しており、カイロとその近郊のギザ(Giza)に工場を持つ。これらの工場は同社の中東・北アフリカの生産拠点の中でも最大規模。両工場の生産量の15%以上は国外市場向けで、12カ国以上に輸出されている。

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