激動の中東情勢ーウクライナ侵略の余波

イベント後に登壇者より執筆いただいた、講演内容および独自の見解をまとめた特別寄稿は、こちらからお読みいただけます。
<特別寄稿>激動の中東情勢 ウクライナ侵攻の余波 – EMB 中東アフリカEMB 中東アフリカ (emb-media.com)

 

2022年2月から続くウクライナ侵略。世界各国が外交戦略の練り直しを迫られる中、米国のバイデン政権は、「脱・中東」「対中国シフト」の当初の基本路線の変更を余儀なくされ、外交の重点を中国に加え、ロシア・欧州フロントにも置かざるを得なくなりました。また、エネルギー安全保障の観点からは、豊富な石油資源を有する湾岸産油国の重要性を再認識させる結果となりました。

現下の中東には、依然地政学的リスク要因が存在する一方、イスラエルとUAE、バーレーンの国交正常化に基づく中東経済圏の拡大に加え、中国の仲介によるサウジアラビアとイランの外交関係正常化合意など関係国による安定化の動きが活発化しています。加えて、湾岸諸国における「脱炭素社会の実現」の加速化など新たなビジネスチャンスの萌芽が生まれ、中東が国際秩序やグローバル経済動向のカギを握っていると言えます。

この度のEMBビジネスウェビナーは、アラビスト外交官として長年培った中東での現場経験、バイデン政権中枢、シンクタンク等ワシントン要路とのパイプを持つ中川浩一氏が、米国や中東現場の最新情報、インテリジェンスを基に、ウクライナ侵略が中東の地政学やエネルギー安全保障に及ぼす影響を解説します。また、ビジネスコンサルタントとして中東の最前線で交渉を担う立場から今後日本企業に有益な中東ビジネスの攻略法や、その機会を伝授します。

【日時】
8月31日(木)
イギリス時間 10:00 / 中央ヨーロッパ時間 11:00 / 日本時間 18:00
本ウェビナーは、約60分を予定しております。

【会場】
オンライン(Zoom)

【費用】
弊社情報サービスご契約者様:無料
速報のみご利用のお客様:75ユーロ/60ポンド(お問い合わせからお申込みください。)
一般のお客様:150ユーロ/120ポンド(お問い合わせからお申込みください。)

当日の質疑応答セッションでは、皆様からのご質問を取り上げさせていただきますので、ご登録の際にご記入ください。質疑応答部分はLIVEでのみご視聴可能です。
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登壇者プロフィール

  • 中川 浩一

    中川 浩一
    ナカガワ・コウイチ

    三菱総合研究所主席研究員 チーフコンサルタント

    慶應義塾大学卒。1994年外務省入省後、98年より在イスラエル日本国大使館、対パレスチナ日本政府代表事務所(ガザ)勤務、アラファトPLO議長の通訳を務める。天皇陛下、総理大臣の通訳官(アラビア語)、在アメリカ日本大使館勤務などを経て、20年7月外務省退職。同年8月から現職。著書に「総理通訳の外国語勉強法」(2020年1月、講談社現代新書)。現職での主な活動は三菱総合研究所のホームページに詳述。

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